Our Song(DPA)には、突然左手が完全フリーとなる空白の1小節が存在する。
ほとんど繰り返しに近い譜面パターンの最中だけに、この唐突なオブジェの消滅には酷く違和感を感じる。アサインする音が無い、というわけではないのに(灰譜面ではきちんとオブジェが配置されているのに)、穴譜面だけどうしてこうなってしまったのか。
ホホナデールよろしく譜面制作者のミスであったとも考えられるが、だがちょっと待ってほしい。
スタッフもプロである。1小節もの空白が単なる見落としであるはずが無い。これは譜面制作者から
我々に向けての何らかのメッセージではないだろうか?この声無き主張を紐解くべく、この空白地帯を活用するいくつかの方法を考えてみた。ぜひ実践してみて欲しい。
その1、アドリブを入れる
37小節時点で1P側の鍵盤にアサインされている音を暗記し、空白の1小節間を独自のアドリブ演奏によって盛り立てる。この上ない演奏感を得られるが、意味の無さもこの上ない。
その2、エフェクターを弄る
フリーとなった左手でエフェクターを操り、音を変化させる。特定音域をカットしてみたり、ピッチを変えてみるのも面白い。まさにDJシミュレーションの醍醐味を味わうことができる。
その3、ギャラリーを煽る
応用技。右手譜面を暗記&ノールックプレイで捌きつつ、体を後ろに向けてギャラリーを煽る。煽る相手を間違えると大変なことになるので、内輪向けネタだと肝に銘じておこう。
その4、右側も無視する
左側がフリーなら右側もフリーにしちゃえばいいじゃない的な逆転の発想。両手が完全フリーとなるので携帯を確認するもよし、ドリンクを飲むもよし。気になるあの子にアプローチしてみるもよし。
その5、振り向く
食われる
結論
「演奏感を楽しむ」「DJになりきる」といったbeatmania本来の楽しみ方を想起させる活用例が多い。
つまりこの空白の1小節は、「いつまでも初心を忘れないでいて欲しい」というプレイヤーへの願いを表しているのかもしれない。