こんな
ネタ記事じゃよく分からん、というアナタに。
ポピュラーな複合トリルの例として「The Hope of Tomorrow(A)」の中盤を引用します。
Hope(A)の最難地帯として名高い高密度な複合トリル。
これを「16分トリル+α」と解釈できれば、「縦の認識」ができているということになります。
ただし、これは譜面認識として最も初歩的なレベルです。
「
縦の認識」は複雑な複合配置から無理やりパターンを抽出して単純化しているだけで、パターンから外れたオブジェ群(+α)の理解は曖昧なまま。結局、軸となるリズムは分かっていても全体的な打鍵ができないのでどうしてもミスカウントが残ってしまいます。
「
横の認識」はパターンもそれ以外も含めて、打鍵タイミングの観点から譜面を切り刻んでいく認識方法です。全体を余さず単純化するので、複合譜面をより効率的に処理する事ができます。上級者がこそぶつかる上達への障壁。☆10ハード埋めあたりからこのタイプの認識力が重要となってきます。
「縦の認識」をあえて払拭する意識が大切です。
一切の単純化をしない状態。究極的にはこう見えていることが理想だと思います。
十段の人がNORMAL譜面をプレイするのに、わざわざ譜面認識がどうとか考えたりしませんよね?
それは譜面を単純化するまでもなく、一つ一つのオブジェを正確に捉えて打鍵できているからです。
この「
認識済み」のラインを成長と共に上げていくこと。それが「譜面認識力進化の過程」です。